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【経営者インタビュー】
中古着物でインバウンド市場を牽引
直営店引き継ぎで安定経営を実現

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2017年3月17日

 

 

 国内唯一の着物リサイクルショップのFC「たんす屋」を展開するのは、東京山喜(とうきょうやまき/東京都江戸川区)だ。たんす屋は着なくなった着物を買取り、販売するショップだ。

 

 一着平均8000円の単価で販売し、1店舗あたりの想定月商は約38万円。一着平均数百円で買い取り販売する古着リサイクルショップと比較しても、利益率は30%と非常に高い。

 

 同社は310億円と言われている着物リユース市場において、トップの年商50億円を誇る。これを支えるのは、昨年2000万人を突破したインバウンドだ。

 

 安くても20万円以上するイメージの強い着物が、リーズナブルな価格で手に入ると人気を集め、訪日客向けの着物販売では年間売上4億円を達成。すでに訪日向け着物販売で業界1位の座を獲得している。

 

 こうした市場や業界内の優位性に加え、たんす屋は低投資・低リスク・低ランニングコストで運営ができる点も魅力だ。

 

 現在ある76 店舗のオーナーは、すべて直営店を引き継いだものである。黒字化し、安定した収益を挙げている店舗で開業できるため、収益面のリスクが軽減される。物件取得費は本部が負担していて、10年ごとにリニューアル・メンテナンスも受けられる。

 

 例えば下関の駅ビル内で開業したオーナーは、内装や什器などの在庫投資、家賃も本部負担で開業した。開業資金は加盟金200万円と保証金300万円、研修費一人10万円だ。

 

 本部による貸付制度を利用すれば、開業後の売上から返済することもできる。開業後はシステム使用料2万円と設備使用料2〜5万円を支払う。

 

 中村健一社長は将来的に、「たんす屋」の客単価を平均1万円に上げ、1000万人の新規顧客の創造を狙っている。今後も年間15店舗のペースでFC展開を加速させ、「2020年には2830億円の着物市場の一人勝ち企業を目指す」と意気込む。

 

企業データ

設立:1961年

所在地:東京都江戸川区

事業内容:繊維製品販売、その他服飾品の販売、古物の販売

企業URL:http://tansuya.jp/company/

 

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