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【経営者インタビュー】
オススメ飲食店を探せるグルメQ&Aアプリ
どん底救った「食事を共にする」時間

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2017年5月1日

 

 

 グルメ通がおすすめの飲食店を紹介するアプリ「ペコッター」を運営するのはブライトテーブル(東京都渋谷区)だ。

 

 店を探しているエリアと目的、コメントなどを入力して質問ボタンを押すと、わずか数分でおすすめのお店についての回答が返ってくる。条件入力だけではなく、ユーザーたちの経験から好みの飲食店を選べる仕組みだと好評だ。

 

 松下勇作社長はインキュベイトキャンプへの出場が起業のきっかけとなった。

 

 東大卒で大手証券会社へ新卒入社。エリートコースを歩んできたかのように見えるその人生は、苦難の連続だった。

 

 中学校の時に両親が離婚。現役で挑んだ東大受験には失敗し1年間浪人の末、なんとか合格したのも志望学科ではなかった。2年間の留年を経て、卒業後は修士、博士課程へと進学したが、経済的な厳しさから博士課程2年で中退。

 

 度重なる苦境に何度もめげそうになった松下氏だったが、そんな時にいつも暗い気分を晴らしてくれたのは、誰かと共にした食事の時間だった。

 

 社会人になってからは、落ち込んでいる同期を励ますために、社内で食事会や飲み会を積極的に企画。そんな生活の中で、社会人3年目の2011年10月に友人から紹介されたビジネスコンテスト「インキュベイトキャンプ」に参加した。生まれて初めて考えた事業計画は、飲み会の幹事業務を効率化するサービス「テーブルシェア」だった。

 

 このプランに興味を持ったベンチャーキャピタリストの一人が、その場で出資を決めた。松下氏は「出資を受けるからには事業に打ち込む」と、証券会社を辞め、自らの事業に進む道を選んだ。

 

 約3ヶ月後の2月2日、「世界の食卓を明るくする」をコンセプトにブライトテーブルを設立。さらに2年後、スマホ向けアプリとしてリリースしたのがグルメQ&Aアプリ「ペコッター」だ。

 

 開始当初は回答や飲食店の予約を全て一人でこなした時期もあり、寝る時間とシステム開発の時間以外の14時間は全て業務に打ち込んでいたという。現在、「ペコッター」は10万ダウンロードを達成している。

 

 「誰かの食卓を支えるサービスを提供することが目標です」と語る松下氏は今後、自動のリコメンド機能を強化し、アプリの質を高めていく。

 

企業データ

所在地:東京都渋谷区

設立:2012年2月

事業内容:グルメQ & Aアプリ「ペコッター」の開発・運営

企業URL:http://www.bright-table.com/

 

 

 

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